創業100年、こころをこめて
清水屋の名は初代、神谷朝五郎が奉公していた“紺屋”(染物屋)の名を由来としています。
創業時より100年間、炭火・手焼きにこだわり続け、地元に根付き自分たちの背丈にあった店舗運営をさせていただいています。
歴史
1924年3月(大正13年) 初代 神谷 朝五郎 により起業
1965年6月(昭和40年) 2代目 神谷 廣 により家業継承
2017年5月(平成29年) 現在の店舗にリニューアル
清水屋のせんべいは、「越谷せんべい」です。
清水屋のせんべいは、「越谷せんべい」です。
よく「草加せんべい」と同じなのではと聞かれますが、そこはこだわりを持って「越谷せんべい」と答えています。
越谷市で作られたお米を使い、越谷市で作られたおせんべいですから、「越谷せんべい」です。
炭火焼きだから感じるお米のおいしさ

炭火最大の特徴は「炭」から発せられる遠赤外線による輻射熱(ふくしゃねつ)が挙げられます。
「輻射熱」とは周囲の空気に影響されることなく熱いものから冷たいものへ伝わる熱のことで、せんべいの中心部までしっかりと熱を通しつつ表面に膜を作る働きがあります。
その為、せんべいの内部には原料である「うるち米」の旨味を閉じ込めたまま表面を素早く均一にカラット焼き上げる事ができ、炭火独特の香ばしい味と香りも楽しめることができるのです。
作り手の想い
高温の炭火で焼き上げたおせんべいは、お米のうま味を閉じ込めながら、カリッとした食感。
お米本来の風味が口いっぱいに広がります。
炭火でできる「こげ」も大量生産ではできない、手焼きならではの味わい深さ。
ごはんのおこげのような香ばしさがプラスされ、いつまでも食べたくなる飽きのこないおせんべいができ上がります。

一枚一枚が愛おしく感じる

丁寧に、丁寧に焼き上げた一枚は、正しく一期一会。
その日の天気や湿気を考慮し、繊細に調整しながら出来上がったおせんべいはどれも微妙に違う顔をしてくれます。
焼き網の上でぷくぷくっと膨らむ姿がとても可愛らしく毎日愛情をこめて手焼きしています。